技能実習生のページ
日本派遣を目指して日々研修に励む実習生たちの写真集です。彼らの真剣な取り組みがお分かりいただけると思います。
技能実習は私たちが最も力を注いでいる研修分野です。より高度な技術を日本の企業に提供するために、充実した設備を使って、実際とほとんど変わらない環境で訓練を積むことができます。
技能実習生の一日はラジオ体操から始まります。規律正しい生活やしっかりとした挨拶などを通して、日本文化を肌で学んでいきます。
日本の実習機関(企業)による面接試験は、実習生が最も緊張する場面です。通訳が同席し、日本語や英語、そしてタガログ語を交えて正確な情報に基づいた選考が行われます。
日本から来られた企業経営者様による面接試験では、緊張のあまり思うように実力を発揮できない実習生もいますが、フィリピン人の素朴さや労働に対する直向きさ、そして何よりも、彼らの家族愛の強さを感じさせてくれます。
日本語研修、技能実習、そして技能試験と面接試験。技能実習生の毎日は緊張と真剣勝負の
連続です。それでも彼らは決して諦めません。弱音を吐きません。
日本で働きたいという彼らの熱い想いと情熱は、我々の想像をはるかに超えたところに
あります。
技能実習と日本語の授業は技能実習生が一番エネルギーを注ぎ、また熱心に取り組んでいる研修です。同時に彼らが最も生き生きとしている時間でもあります。
300時間の日本語研修が終わると修了式が行われます。この場で、学業優秀者やリーダー性を発揮した実習生の表彰も行います。
技能試験および面接試験のために日本から多くの企業経営者様がお出でになります。
選考会では技能実習生以上の緊張した雰囲気が漂い、慎重な審査が時間をかけて行われます。
そして、いよいよ日本へ出発です。
夢にまで見た日本での仕事。でも不安は隠せません。これから始まる未知の生活に向かう
熱い思いと、家族と離れて暮らす日々を思うと複雑な気持ちです。
日本に到着すると、すぐに研修の日程やこれからの諸手続きの説明が始まります。不安と緊張が交錯
しますが、感傷に浸っている余裕はありません。みな真剣です。